【オンライン参加も可能!】
観光業界における希望のつくり方
―エイチ・アイ・エスと星野リゾートのたゆまぬ経営革新-
活発の議論の中、終了いたしました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
コロナ禍で深刻なダメージを受けた観光業界。もはや目新しい情報ではありませんが、昨年10月の訪日外国人数、日本人出国者数は前年の2%弱にとどまり、「海外旅行」市場は壊滅状態です(https://www.tourism.jp/tourism-database/stats/)。また、同月の国内旅行市場は「GoToトラベル」の後押しを得ながらも前年対比61%であり、足元の感染拡大を受けてさらに減少することが予想されます(https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/content/001378815.pdf)
このような過酷な市場環境のなか、説得力のある形でビジネスの希望をつくることは果たして可能なのでしょうか? 今回は、観光業界の代表企業であるエイチ・アイ・エスと星野リゾートを取り上げ、絶望的な状況で繰り出した彼らの打ち手を見たいと思います。
エイチ・アイ・エスは、1980年に格安国際航空チケット販売の先駆者として事業をスタートさせ、2019年10月期の連結売上高は8,085億円と巨大企業に成長しています。コロナ禍前から、「ハウステンボス」「変なホテル」の運営など、新規事業に積極的に取り組んでいます。星野リゾートは、リゾートホテルや温泉旅館の経営・運営受託を手がけています。「星のや」や「界」といったブランドはいまや広く知れ渡っています。コロナ禍では、施設近隣から客を呼び込むマイクロツーリズムを提唱しています
今回は座長が資料を作成し、解説をします。幸いにも、両社はメディアで熱心に情報発信をされていますので、オープン情報を基に施策を整理します。また、コロナ禍以降の打ち手だけではなく、それ以前の取り組みも明らかにし、たゆまぬ経営革新の流れを読み取りたいと思います。
もちろん、彼らの打ち手が功を奏するかどうかは分かりません。しかし、貴重なケーススタディとして現時点での情報を共有したうえで、両社の次の手に頭を巡らせながら、私たち自身のビジネスのかじ取りを考える場にしたいと思います。なお、コロナ感染の状況が見通せませんので、リアル参加およびオンライン参加の両方を受け付けます。
PDFのパンフレット
●日時:2021年2月6日(土)14:00~17:20