セブン&アイの買収は本当に可能なのか?
~M&Aの最新動向と実務課題を探る~
無事終了いたしました。とても学びの多いセッションでした!
セブン&アイがカナダのコンビニエンスストア大手、アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けています。
セブン社は拒否する返答を行いましたが、アリ社は再提案を検討し、敵対的TOB(株式公開買い付け)も辞さない構えだと報道されています。セブン社のような強固な経営システムを持つ企業でも買収されるリスクがあることを目の当たりにして、組織マネジメントとは異なる経営課題を再認識させられました。
企業買収は、会社の規模を問わず、あらゆる会社の経営手段として一般的になっています。今回は、企業買収/M&Aをテーマとして、その動向、法規制、実務的な側面など、多方面から考えたいと思います。
座長だけでは心もとないテーマなので、資料作成のアドバイザーおよび当日のコメンテーターとして、ACTグローバル株式会社代表取締役の秋庭弘樹氏にサポートいただきます(当日は東京からオンライン参加)。秋庭氏はみずほ銀行を経て、M&Aのコンサルティングに従事されています。
勉強会は3部構成で行います。
第一部は、セブン&アイの事例の詳細理解に努めます。
第二部は、企業買収に関する基本知識の紹介です。『敵対的買収とアクティビスト』(太田洋著、岩波新書、2023年5月)を参考に座長が資料を作成します。アウトラインとしては、「企業買収の歴史と動向」「企業買収の方法」「企業買収の防衛策」「法規制」を想定しています。
第三部は、企業買収の実務です。ゲストの秋庭氏より、M&Aの現場で起こっている様々な事象をご紹介いただき、M&Aを成功させるポイントについても解説いただきます。
わたしたちは、資本主義社会に身を置き、会社制度の中で仕事をしていますが、その詳細の仕組みについて学ぶ場はほとんどありません。今回は基本的な制度や近年の動向を理解したうえで、経営者と株主の関係を深く考える場にしたいと思います。
※前回より会場・開始時間を変更していますので、ご注意ください。
- 日時:2024年10月26日(土)14:30~17:45
- 会場:大阪市北区曽根崎新地2-2-16 関電不動産西梅田ビル7階 アットビジネスセンター大阪梅田702号室
- 定員:20名(先着順)
- 会費:3,000円(税込)
- 対象者:ビジネスについてみんなとワイワイ議論したい人(経営の経験・知識は問いません)