Zoom社は会議の将来をどう考えているのか?
老若男女、洋の東西を問わず、オンライン会議がすっかり日常になりました。日本や米国では、Zoomが会議システムのトップシェア。米国ではシェア6割とダントツです。セキュリティ上のトラブルが問題視されましたが、その後改善を重ね、操作のしやすさや通信の安定度などから広く支持を得ています。今回の勉強会は、Zoom社(Zoom Video Communications, Inc.)を取り上げ、オンラインを活用したこれからの働き方やビジネスへの活用を考えたいと思います。
創業者でCEOのEric S. Yuan氏は、2011年にシスコシステムズをスピンアウトしてZoom社を設立しました。21年1月期の売上は2,651百万ドル(約2,927億円)。前年比4倍超と、想像通りの急成長を遂げています。また、今年7月、コールセンター向けサービスを手がける米「ファイブ9」社を1.6兆円で買収すると発表し、ソリューションの幅を広げています。
同社の目標は「Zoomを使った会議をリアルの会議よりよいものにする」こと。同社の現状や将来構想について、財務諸表やYuan氏のインタビュー動画などから探ります。
比較対象企業はクラウドサービス大手のセールスフォース・ドットコム(salesforce.com, Inc.)。CRM(顧客関係管理)ソリューションを中心に、21年1月期の売上は213億ドル(約2兆3,516億円)、前年比124%とこちらも好調です。昨年、チャットツール大手のスラック(Slack)社を買収して世間を驚かせました。その額、なんと約3兆円! 「新しい仕事の世界のためのビジネスオペレーティングシステムの創造を目指す」とのことです。
さらに、世界各国のリモートワークの現状、遠隔医療、オンライン教育などに関するマッキンゼー社のレポートも交え、新たなビジネスチャンスについても考えたいと思います。今回は、なんだかカタカナや英語が多いですが(>_<)、できるだけわかりやすく進める所存です。オンラインの達人を自負する方、まだまだ手探りの方など、多彩なメンバーでワイワイと意見交換をしたいと思っています。
- 日時:2021年10月2日(土)14:00~17:20
- リアル会場:若杉大阪駅前ビル7階会議室(弊社オフィスの隣の部屋です)
- 定員:20名(先着順)
- 会費:3,000円(税込)
- 対象者:ビジネスについてみんなとワイワイ意見交換したい人(経営の経験・知識は問いません)