服飾文化の研究をビジネス創造に活かす!
終了いたしました! ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
IT技術を基礎とした、自動運転やロボット。科学技術が新たな製品やサービスを生み出し、産業界全体の成長をもたらすことは論を待ちません。
しかし、それらの技術を活用して、具体的な価値に転換し、ビジネスとして成立させることは簡単なことではありません。「確かに便利だけど、これいる?」といった、話題性はあるものの、継続利用に至らず、収益に結びつかない。他社から似たような製品がどんどん出て、レッドオーシャンの中に埋没する。機能の差別化だけでは、製品・サービスの賞味期限はあっという間に切れてしまいます。
新たなビジネスの創造には、これからの暮らし方や価値観を前提とした、新たなコンセプト開発が必須です。次の時代の消費者、次の時代の人間、次の時代の社会。今後のビジネスは、これらの想像力の競争とも言えるのではないでしょうか。
未来の社会を想像するためのひとつのアプローチ方法が、過去に学ぶことです。今回は、公益財団法人「京都服飾文化研究財団(KCI)」のキュレーター石関亮氏をお招きして、ファッションの歴史を解説いただき、現代および未来の社会のありようを語り合いたいと思います。
KCIは、「西欧の服飾、および服飾に関する文献や資料を体系的に収集・保存し、研究・公開する機関(https://www.kci.or.jp/)」です。これまで、「華麗な革命」「モードのジャポニスム」「身体の夢」「COLORS ファッションと色彩」などの大規模な企画展を実施してきました。
今回のテーマは「服飾文化/ファッション」ですが、暮らし方・働き方・遊び方、ジェンダー感覚や恋愛観、自己表現やコミュニケーションなど、話題は多様な方面に広がること必至です。また、座長世代からはいささか距離のあるZ世代、アルファ世代の価値観などについても取り上げていただきます。次のビジネスを構想する、すべてのビジネスパーソンに有用な内容になると考えています。
過去の大きな潮流を知って、次の時代をイメージする。人間を理解し、新たな技術の応用方法を展望する。テクノロジーの時代において、人文的な知見から、新たなビジネスのヒントを得るためのセッションにしたいと思います。
- 日時:20234月8日(土)14:00~17:20
- リアル会場:若杉大阪駅前ビル7階会議室(弊社オフィスの隣の部屋です)
- 定員:20名(先着順)
- 会費:3,000円(税込)※今回より、オンライン参加の方も有料とさせていただきます
- 対象者:ビジネスについてみんなとワイワイ議論したい人(経営の経験・知識は問いません)